遺品整理士の年収は？儲かる仕事ですか？資格の取得方法も解説します

July 28, 2023August 8, 2023

「遺品整理士の年収はどれくらいなんだろう？この仕事って儲かるのかな？でも、資格の取得方法も知りたい！」
「遺品整理士の給料って気になる…将来の安定性も考えたい！」
「遺品整理士になりたいけど、収入について不安がある。資格取得の手順も知りたいな。」

この記事では、遺品整理士の年収や儲かるかどうか、さらに資格の取得方法を詳しく解説します。遺品整理士としての収入や将来性について理解し、資格取得に向けた具体的なステップをご紹介します。遺品整理士を目指す方に役立つ情報をお届けします。

遺品整理士の年収

遺品整理士の給料は、雇用形態や経験などによって異なるため、ここでは正社員、アルバイト、そして独立開業の場合について確認していきましょう。

正社員

正社員の場合、一般的に安定した給与体系が提供されます。会社によって異なりますが、月給制や年俸制での給与が一般的です。正社員としての遺品整理士は、安定した収入を得ながら、社会保険や福利厚生などの待遇も受けることができます。

遺品整理士の正社員の給料の相場は、以下のようになっています。

約17万円～約40万円/月（約200万円～約500万円/年）
平均すると300万円～500万円/年
初任給の相場は約20万円/月（約240万円/年）
正社員で月給20～30万円が初任給の相場で、3年勤務の社員は400～500万円、5年勤務の社員で500～600万円、10年勤務の社員は年収600万円以上となる

以下に、遺品整理士の正社員の給料相場を表にまとめました。

遺品整理士の正社員の給料相場

給料相場	月収（万円）	年収（万円）
平均	30	400
初任給	20	240
3年勤務	40	500
5年勤務	50	600
10年勤務	60	600以上

以上の情報から、遺品整理士の正社員の給料相場は、月収17万円～40万円、年収200万円～500万円程度であることがわかります。ただし、勤続年数や業界によって異なるため、詳細は各求人情報サイトなどで確認することが望ましいです。

アルバイト

アルバイトは、学生やフリーランス、副業を希望する方々にとって魅力的な選択肢として人気があります。学業や他の仕事と両立させたい場合や、自分の時間を有効に活用したい場合に適しています。また、遺品整理の経験を積みながら収入を得ることができるため、将来的に遺品整理士としてのキャリアを検討する際にも有益です。

ただし、アルバイトとしての収入面には安定性の少なさがあります。契約期間が短期間の場合や、案件によって仕事量が変動することが考えられます。収入が一定しないため、生活の安定を求める方には向かない場合もあります。

遺品整理士のアルバイトの給料の相場は、以下の情報から推測されます。

初任給の相場は約20万円/月（約240万円/年）
正社員で月給20～30万円が初任給の相場で、3年勤務の社員は400～500万円、5年勤務の社員で500～600万円、10年勤務の社員は年収600万円以上となる

以下に、遺品整理士の給料相場を表にまとめました。

正社員の給料相場

給料相場	月収（万円）	年収（万円）
初任給	20	240
3年勤務	40	500
5年勤務	50	600
10年勤務	60	600以上

これらの情報から、遺品整理士のアルバイトの給料相場は、月収20万円程度であると考えられます。ただし、具体的なアルバイトの給料は、勤務形態や業界によって異なるため、求人情報や労働条件を確認することが重要です。

独立開業の遺品整理士

独立開業の遺品整理士は、自分のスキルや経験を活かして自由に仕事を進めることができます。自分のビジョンや理念を反映したサービスを提供し、クライアントとの信頼関係を築くことで、お客様のニーズに合った特化したサービスを提供できるでしょう。

ただし、独立開業には初期投資や集客などのコストやリスクも考慮しなければなりません。事業を立ち上げるには、適切な設備や道具の調達、広告やマーケティングにかかる費用などが必要です。また、顧客を獲得するためには、集客力やネットワークの構築が欠かせません。独立開業は自己責任が大きく、成功するためには計画性や粘り強さが必要です。

一方で、独立開業は高い収入を得るチャンスをもたらします。成功すれば、他の雇用形態よりも収益を上げることができます。また、自分のビジョンを実現する喜びや達成感を味わうことができます。

遺品整理士の独立開業の給料相場については、以下の情報があります。

独立開業した場合の年収は、480万円以上が相場とされています。経験や実績によっては、営業力がある場合には800万円程度まで上げることも可能です。

ただし、具体的な独立開業の給料相場については情報が限られており、個別の事例や業界の状況によって異なる可能性があります。独立開業の場合は、営業力や顧客獲得の能力なども給料に影響を与える要素となります。

以上の情報から、遺品整理士の独立開業の給料相場は、年収480万円以上が一般的であると考えられますが、具体的な給料は個別の事情によって異なるため、詳細な情報を得るためには業界の動向や経験者のアドバイスを参考にすることが重要です。

給料相場	年収（万円）
最低	480
最高	800

＜遺品整理士の年収　まとめ＞

遺品整理士としての給与は、これらの雇用形態によって異なりますが、結論からいうと、遺品整理士の給料は比較的高い傾向にあるといえます。

ただし、自分の目指すキャリアやライフスタイルに合わせて適切な雇用形態を選ぶことが重要です。給与だけでなく、将来のキャリアアップや働き方も考慮し、自分にとって最適な選択をすることで、より充実した遺品整理士としてのキャリアを築いていくことができます。

遺品整理士の収入面における将来性＆安定性

遺品整理士の収入面においては、高齢化が進む日本社会での需要増加が見込まれます。

年次	65歳以上の人口（人）	65歳以上の割合（％）
2000年	22,040,000	17.4
2018年	35,570,000	28.1
2025年予想	36,770,000	30.0
2035年予想	37,820,000	32.8
2040年予想	39,210,000	35.3

引用元：総務省統計局

このような高齢者人口の増加に伴い、亡くなった方の遺品整理の需要が増えることで、遺品整理士の業務への需要は今後も拡大すると考えられます。特に、高齢者が一人暮らしをする割合の増加により、家族や親族が遺品整理を自分たちで行うことが難しくなるケースが増えています。

このような状況から、遺品整理士の収入面における将来性は高く、一定の安定性を維持できると予測されます。

しかし、将来性と共に競争も激化していく可能性があります。遺品整理士の需要が増える一方で、資格取得者も増加することで市場が拡大しています。そのため、遺品整理士として成功するためには、高い専門知識とサービスの提供が必要不可欠となるでしょう。

遺品整理士としてのキャリアを築く際には、将来性と競争を意識した上で、適切なスキルやマーケティング戦略を磨くことが重要です。遺品整理士としての専門性を高め、需要の拡大に乗じて収入を安定させるためには、自己研鑽と顧客ニーズへの適切な対応が必要とされるでしょう。

遺品整理士の資格取得までの流れ

遺品整理士としての資格取得までの流れは以下の通りです。

1. 受講申し込みをする

遺品整理士認定協会の公式サイト（下記の専用フォーム、または電話）から受講申し込みを行います。この際、個人情報や受講希望コースなどの必要事項を入力します。自宅から気軽に受講手続きを進めることができます。

申し込みはこちらから
電話：0123-42-0528
専用フォーム：https://ihinseiri-guide.org/about/

申込みをするには以下の費用が必要になります。

費用
入会金	25,000円
会費	7,000円（2年有効）

2. 受講を開始する

受講申し込みが確定した後、教材が受講生に送付されます。

教材は、遺品整理に関する基本的な知識やスキルを学ぶための教材集や参考書、DVDなどが含まれています。自宅で学習する形式のため、受講生は自分のペースで学習を進めることができます。

お申し込みが完了したら、学習に使用する教材が届きます。

教材一覧

教本
資料集
DVD
問題集

3. 課題レポートを提出する

教材を学習した後は、遺品整理に関する課題レポートを提出します。課題レポートでは、実際の遺品整理のケースに対して適切な対応策を提案したり、問題解決のアプローチを記述することが求められます。課題レポートは受講生の理解度や応用力を評価する重要な要素となります。

4. 合格通知が届く

課題レポートが審査され、合格となった場合は合格通知が送付されます。認定試験が完了してから合格通知まで、約2か月という期間を要します。

合格となった場合は認定手続きをおこなうことで、認定証書を手にすることが可能です。合格通知を受け取った受講生は、一定の要件を満たすことで遺品整理士として認定されます。認定された遺品整理士は、公式な資格を取得することになります。

5. 認定証書の発行

合格通知を受け取った後、遺品整理士認定協会から認定証書が発行されます。この認定証書は、遺品整理士としての資格を証明する重要な書類です。認定証書を受け取った遺品整理士は、仕事の際に資格をアピールするために利用することができます。

以上が、遺品整理士認定協会での資格取得までの流れです。資格取得には受講申し込みから課題レポート提出、合格通知の受領まで、一定のステップを踏むことが必要です。自宅で学習できる通信講座の形式なので、多忙な方や遠方に住んでいる方でも遺品整理士の資格取得を目指すことが可能です。詳細な受講期間や費用、試験内容については、遺品整理士認定協会の公式サイトを確認することがおすすめです。